大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森
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往診に行っています(中平)

本院の患者さんのお母様(95歳)の往診をさせて頂いております。

昨年末にひどい喘息発作で入院。1週間ほど意識が朦朧、かなり強い薬を使用したとの事。その後喘息は治まったものの、それまで全く問題がなかったのに尿意を感じなくなり、排尿が自力でできなくなってしまいました(尿閉)。

娘さんから鍼でなんとかならないかと相談が入り、往診させて頂くことになりました。

尿閉以外はすっかり元気になられているとの事ですが、95歳と高齢。今まで私が診させて頂いた患者さんの中で最高齢です。お元気とはいえ、高齢の方はちょっとしたことでお身体のバランスが崩れてしまいます。慎重の上に慎重を期してあたらねばなりません。院長にしっかりアドバイスを頂いて治療にあたりました。

初診の後日、娘さんから「あの後すっかり機嫌がよくなってびっくりしたわ!娘も昔のおばあちゃんが戻ってきたって喜んでたわ」とのこと。
お伺いした時特に患者さんに苛立ったご様子はなかったのですが、実は以前に比べてかなり怒りっぽくなっていて、ご家族の方も相当困っていたそうです。
1回目の治療から良い変化が現れてよかったです。

治療に伺うたびに、気色(顔の様子)や舌診の写真を撮影し、本院の院長にご指導を仰ぎながら現在も治療は継続中。私自身にとっても、とても勉強になり有難い症例です。

最近では以前趣味だった編み物も再開され、この前伺った時はサマーセーターを編んでいらっしゃいました。

主訴である尿閉の改善にはまだ至っていませんが、毎日少しでも快適に過ごして頂けるよう、引き続き治療に励みたいと思います。




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by yu-no-mori | 2016-06-13 09:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)