大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森
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伝統鍼灸を学んで(岡)


鍼灸学校を卒業してから、本院や北辰会で伝統鍼灸を学んで1年と9ヶ月と成りました。
これまでを振り返りますと、鍼灸というものの見方がかなり変わったのを実感します。

鍼灸学校では気を補ったり瀉したりなどということも学んではいたのですが、一方で現代医学的な観点から鍼灸の刺激に対する身体の物理的な反応としての面も学びました。

どちらかというと、私の認識は後者で鍼灸イコール物理的な刺激と捉えていました。
刺激を与えて、その部位を活性化させるというイメージです。

ですが日本古来の伝統鍼灸の世界は気を動かすというところに重点を置いているように思います。
鍼灸とひとくくりで言っても肉体に対する刺激という認識で治療する所もあれば、気を動かすという観点で治療する所もあり、同じものを扱っていてもかなりかけ離れたものだと感じます。

スポーツ鍼灸や美容鍼のように肉体に対する刺激という観点からの施術を求める場合にはそういう仕方を取り入れている鍼灸院が好まれると思いますが、自然治癒力を上げたいと思われる方には伝統鍼灸が向いているのではと思います。

伝統鍼灸については、かつて私が知らなかったように世間での認知度は決して高くないと思われますが、日本古来の鍼灸の良さがまた広く認識されて復活していったらなぁ…と思います。
また一方で認知度の低いなか、ご自身に合った治療を求めて伝統鍼灸にたどり着かれた真摯な患者さん達のお姿を本院の受付にて目の当たりにしている日々でもあります。

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by yu-no-mori | 2017-12-18 09:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)