脈診(松浦)
2018年 01月 20日
東洋医学の診察法のひとつに脈診があり、まだまだ私も勉強中なのですが
「脈診30年」と言われるくらい難しいです
その中で、去年はお産間近の妊婦さんを治療する機会も多く、これが本当に脈診の勉強になりました。
私が治療させていただいたほとんどの方が、予定日過ぎて陣痛の来ない妊婦さんなので
脈診は特に重要です。
一番最初に診た妊婦さんは、お産間近のつれて脈にしては脈がも一つ弱いなぁと思っていて
治療して少し力は出たけど、もう少しほしいなぁと思っていたのですが、3回治療して
帝王切開のタイムリミットの日の朝に何とか陣痛が来て無事に生まれたのですが
途中で1度陣痛が遠のいてしまうことがありました。
この方以降治療した数名の妊婦さんは、わりとお産間近の力強い脈を打っていて
その中でも、硬いとか弦脈(ギターの弦のような脈)とか人それぞれ微妙に違いますが
治療経験を積むにつれて、「これなら大丈夫だ」と少しずつですが、分かるようになってきたような
気がします。いずれも、大丈夫だと確信が持てた方は翌日に陣痛がきていました。
治療する環境も有り難いことに、助産師の方が直接患者さんを連れてきてくれて
待機してくれるので、安心してこちらも治療ができます
まぁ、それでも無事に産まれましたという報告をもらうまで私も落ち着きませんが
まだまだ分からない脈もたくさんあるので、しっかり勉強していきたいと思います
by yu-no-mori
| 2018-01-20 09:00
| 妊娠・出産・育児
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