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by 鍼灸柚の森
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「NHK決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実」を見て(岡)

先日たまたま見たテレビ番組でしたが衝撃的でした。
原爆投下は公にはトルーマン大統領が早く戦争を終わらせるためという理由で
決断したとのことですが、実際はどうも大統領の決断無しに軍が暴走していき、
あれよあれよという間に原爆が投下されたようだと語られていました。

原爆開発はルーズベルト大統領の計画でしたが、ルーズベルト大統領が急死し、
急きょ副大統領のトルーマンが大統領になったため引き継ぎが無く、
すべてを完全に把握する前に軍がどんどん事を進めていき
原爆投下されるに至ったらしいとのこと。

2つの原爆が日本に投下されて初めて事の次第を理解したトルーマンは
やっと原爆投下に中止令をだしたとのこと。
中止令が出されなかったら軍は全部で計17発も日本に投下する予定だったとか…。
そうなったらもはや日本は存在してなかったでしょうね。

そしてトルーマンの「原爆投下は戦争を早く終わらせ、
これ以上多くの犠牲を出さないために決断した」というのは後付け理由だったようです。

22億ドルという予算がつぎ込まれた原爆開発。
出来るだけ破壊効果を証明して見せる必要があるという重圧が原爆開発責任者に
重く圧し掛かっていたとか…。
何が何でも原爆投下し、出来るだけ大きな被害を出したかったようです。

そんな理由で21万人もの犠牲を出したのか…と唖然としてしまいますが、
このような事態になってしまった各々の立場、いきさつ、
人間のどうしようもない弱さが伺えます。

こういうどうしようも無さは規模は違っても、大なり小なり人間社会の
どこにでも有りうることに思えます。
流れに巻き込まれるとどうにもならなくなってしまう人間の弱さは常に控えています。

当時アメリカ市民は日本に落とした原爆の悲惨さを知らされることなく、
原爆投下の正当性を鵜呑みにし原爆投下は正しかったと思い込んでいたとのこと。
今もかも…?

世の中は真実を知らされず事が勝手に運んでいき、
気が付けばとんでもないことになっていたという危険性が常にあるようです。

また自分の立場のみに固執してしまう結果、多大な被害をだしてもかまわない
という心境になってしまう人間の危うさや脆さを自覚しておきたいものだと思いました。

「NHK決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実」を見て(岡)_f0354314_22595362.png

Commented by 不来方史郎 at 2016-08-17 00:08 x
通りすがりですが、その番組、NHKスペシャル「決断なき原爆投下~米大統領 71年目の真実~」は、嘘ですよ。
証拠は、その番組中で紹介された、1945年8月9日にトルーマンが書いた手紙。
番組中では、『日本の女性やこどもたちへの慈悲の思いは私にもある。人々を皆殺しにしてしまったことを後悔している』とされてました。
けれども、その原文がこちらにあります↓
http://nuclearfiles.org/menu/library/correspondence/truman-harry/corr_truman_1945-08-09.htm
読んで分かるとおり、真逆の意味。
アメリカ人の命を救うという明確な決意と確信のもとに、トルーマンが原爆投下を決定したであろう事を、うかがわせる史料です。後悔なんかでは決してなく。

以上、余計なお世話だったら、すみません。
by yu-no-mori | 2016-08-09 00:00 | 雑記 | Comments(1)