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by 鍼灸柚の森
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体の中にモンスター(中平)

鍼灸師の友達が、あべのハルカス美術館で開催されていた「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」を見に行って、面白い本をみつけてきました。(イベントは11月6日で終了しています)

体の中にモンスター(中平)_f0354314_17044167.jpg
戦国時代のハラノムシ『針聞書』のゆかいな病魔たち 長野仁・東昇 編  国書刊行会 発行

1568年、編者茨木二介による鍼治療の教本「針聞書」には、病気を不思議なかたちをした虫で表されています。それらを現代に紹介した本がこの「ハラノムシ」です。

体の中にモンスター(中平)_f0354314_17260060.jpg

これは「脾の聚(ひのじゅ)」という虫で、屋外でリラックスしたり、大勢集まる場所で人に酔うとこの虫が出現するそうです。この虫が体内を転げ回ると、不意に足元がグラつき転倒して全身を強打するとのこと。う~む、どういった症状でしょう005.gif

現在のようにレントゲンやMRIのなかった頃に、病気の正体をなんとか明らかにしようとした先人の智慧を感じます072.gif

ちなみに編者の茨木二介は名前が示すように、現在の大阪府茨木市に付近に住んでいたそうです。私は茨木市民なのですが、こんな大先輩がいるとは知りませんでした。ハラノムシ達に愛着を感じます003.gif

by yu-no-mori | 2016-11-14 09:30 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)