大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森
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メクルメクいのちの秘密①(松浦)

去年ご縁があり、岡野さんの講演を聞いた際に本を購入しました。
もともと公立病院の助産師で、最先端のお産の現場で働いていた岡野さんが
吉村正先生(産科医)の「お産は文化であり哲学でもある」という講演に衝撃を受け
自然分娩に魅せられていく過程、後半には少しだけ陰陽のお話も書かれてあります110.png

この本の中で印象に残ったのは「こだわりを手放す、自分の詰まりを抜く」というお話。
とある30代後半の初産婦さんのケースが書かれてありました。

彼女は食べ物は無農薬の野菜等、もともと自然に生きることを大事にしていた人ですが
陣痛が来て、子宮口も思いのほか早く全開になったのにも関わらず微弱陣痛になり
2、3日経っても産まれる気配がなくなったそうです。
岡野さんが内診するとちょっと触れただけで赤ちゃんの頭がありました。
これだと促進剤を使っても母子にそれほどストレスはなく数回の強い陣痛で生まれると
思い、彼女に「促進剤打つのはいやですか」というと、顔色がかわり、薬なんか使いたくないから
ここに来たのにという感じだったので、これ以上踏み込んではいけないと思い
待つことにしました。
しばらくして、ご主人と彼女と3人で医院の外を散歩していると
彼女は岡野さんに「私って自然にこだわりすぎでしょうか。」と聞いたそうです。
彼女は生け花を習っていているのだけど、自分が生けると詰まって見えて。
先生が花の向きを少し変えるだけで、風がふぁ~と抜ける感じでお花が生き生きするんです。
そんな話をしながら「すごくこだわっている自分というものがあるかもしれない」と
彼女は気付いたようです。
それから後は、もう十分待ったから、明日生まれなかったら薬を使ってもらおうと
こだわりを手放したそうです。
その夜に自然に陣痛がつき、自然に生まれたそうです。

この話を聞いて、自分にもいくつか心当たりがあります119.png
長くなったので、心当たりは次回にします^_^;
明日から立春です179.png
うつうつ考えず、心も身体も伸び伸び過ごして行きましょうね164.png104.png







by yu-no-mori | 2018-02-03 09:00 | | Comments(0)