今年のヒット本(中平)
2018年 12月 26日
今年もあと1週間を切りましたね。今年は読書好きの私にとっては本の当たり年でした患者さんからおすすめの作家さんをご紹介頂いたり、図書館で当てずっぽうに手にとって読んでみたらおもしろかったりと、今まで知らなかった作家さん(作品)に多く出会えました。
その中で今年の私のベスト3を発表
第3位 サラバ! 西加奈子 著
第152回直木賞受賞作品。西加奈子さんは別の作品を以前読んでいて、とても独特、そしてそれがくせになる文体を書く作家さんです。サラバ!はずっと読みたいと思っていた作品だったのですが、結果私としては西さんの作品の中で1番のおすすめでした。超個性的な家族を持つ少年の成長物語なのですが、登場人物一人一人の痛みがとても共感できて、自分も少年と一緒に成長していくような気持ちになりました。
第2位 楽園のカンヴァス 原田マハ 著
アンリ・ルソーの「夢」をめぐるストーリーです。原田マハさんは以前美術館に勤められていただけあって、絵画に関する描写や情報はとっても深い!私は今までは絵画の大作を見ても「ふ~ん」という感じだったのですが、これを読んでからは、絵画作品の奥の奥を見ようと思いました。
そして第1位は・・・ 検事の本懐 柚木裕子 著
以前ブログで紹介させて頂いたこの作品がやはり第1位でした。続編がまた出版されることを願います!
年末年始のお休みにゆっくり読書とお考えの方、ぜひどうぞ 来年も素敵な作品にたくさん出会えますように!
by yu-no-mori
| 2018-12-26 07:00
| 本
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