冬季研修会に参加して来ました(大杉)
2019年 02月 26日
2月10、11日は(一社)北辰会冬季研修会に参加して来ました
会場は熱海ホテル和風館でした。
私は、今回初参加でしたが本部・支部合わせて約100名参加され、1泊2日にわたりしっかり鍼の勉強をしてきました。
1日目
北辰会学術副部長である竹下有先生による「講師登用試験解説」
これは毎年行われる講師になる為の筆記試験の解説をして下さいました。
普段の臨床で考えている事を、どうまとめて文章図式化するか大変わかりやすく解説して下さいました。
印象的だったのは「時節を意識していない人が多い」というお言葉でした。
この時節というのは、私が2週間ごとにブログに書いている24節気の事ですね。
ざっくり言うと、春夏秋冬を意識しなさいという事です。
私も24節気のブログを書くようになり、今まで以上に季節を意識するようになり大変勉強になりました
例えば、今は春の季節です。
東洋医学では、春になると気が↑↑↑へと上がっていきます。
そうなると、上の方に症状が出やすくなります。(花粉症、肩こり、頭痛、めまいなど)
東洋医学では、季節を意識するというのは本当に大事な事なのです。
2日目
藤本蓮風会長による「なぜ北辰会を作ったのか」
私は去年の3月まで、3年間藤本蓮風会長の元で住み込みで内弟子として修行しておりましたが、修行時代にはきちんと聞けなかったお話しでしたので楽しみにしておりました
北辰会が出来るまでの、蓮風会長が歩んできた歴史、鍼灸医学に降りかかった諸問題など、大変貴重なご講演をして下さいました。
印象的だったのは、「鍼を大好きになれば、必ず鍼が言う事を聞いてくれる」や「鍼が大好きになれば、必ず臨床は展開する」など、まだまだいっぱい貴重なお言葉がありました
私ももっと鍼を大好きになれるよう、学・術をきちんと勉強し、患者さん1人1人と向き合っていこうと思いました。
まだまだ書きたい事がたくさんありますが、今回研修会に参加する前から楽しみにしていた2つの講義に絞って書かせて頂きました。
他にも、実技あり、宴会あり、深夜まで勉強会ありと大変勉強になりました
今回学んだ事を確実に自分のものに出来るよう、日々努力し精進していきます
by yu-no-mori
| 2019-02-26 07:00
| 雑記
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