子どもたちを危険から守ろう(松浦)
2019年 04月 06日
先日、お世話になった助産院でこのようなタイトルの講習会があったので参加してきました。
非営利市民団体のCAPから、3名の方がお話に来てくださいました。
CAPとは、Child Assault Prevention(子供への暴力防止)の略だそうです。
この団体の活動は、子供の問題解決力を信じ、子供たちの人権意識を高め、できることを具体的に教え、子どもが本来持っている力をひきだすことです。
ワークショップ形式で、実際体験したり、練習したりしながら学びました。
小学生に上がるまでは親が付き添うことがほとんどですが、1年生になると、息子が1人で行動することが圧倒的に増えて来ます。
去年の今頃、小学校までも30分近くかかるため、信号の渡り方や、道の歩き方、注意することをとにかく必死で伝えていました。
「嫌なことされたらイヤって言いや!」「この道は近いけど人少ないから通ったらあかんで!」いわゆる命令形、禁止形での伝え方です。
しかし今回の講習の中で、普段から禁止形、命令形で子供に伝えていると、もし、事情があって普段ダメと言われている道をたまたま通り
犯罪に巻き込まれることがあった場合、子供の思考としては「いつもダメって言われているのに通ってしまって恐い目に合ってしまったのは、自分が悪いんだ」というように自分を責めてしまったり、バレたら怒られるから言わないとなってしまうことが多いと言われました
絶対こうした方が良い!これが正解!というのはありませんが、一つの方法として言い方を変えてみるというやり方があるという事を言われました。
○○できる。○○しても良いよというような言い方だそうで問題解決型というそうです。
例えば、「イヤって言いや!」→「イヤって言ってもいいよ」
子どもには「あなたは安心、自信、自由の権利を持っている大切な人だ」と伝え、人権意識を育てることで自分を守る力が発揮できるように
働きかけるそうです。
時々、子供が何か話そうとしているときに、話をさえぎって「うるさい!」と言ってしまった事をとても反省しました
どんな事であれ、子供が日常の出来事いろいろ、自分の意見や気持ちを話してくれた時はしっかり聞いてあげて、「話してくれてありがとう。」と伝えていこうと思いました。話しても良いんだという経験の積み重ねが、子供に安心を与え、ちょっとした事でも気軽に話してくれる関係を築けるんだろうなぁと思いました
余談ですが、性犯罪に関しては男児の被害が多いらしく衝撃を受けました
小学生からスマホを持ったり、SNSも子供にとっても身近なものになりつつあります。
そこを制限するには限界があるので、やっぱりすぐに何でも話せる関係を築いておくことが大切だなと
改めて感じました( ゚Д゚)
by yu-no-mori
| 2019-04-06 07:00
| 妊娠・出産・育児
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