クリスチャン・ボルタンスキー展へ行って来ました!
2019年 04月 16日
おはようございます
先日、国立国際美術館で現在開催されている「クリスチャン・ボルタンスキー展」に行って来ました
何の前知識もないまま美術館に行きましたが、てっきり色々な絵が飾ってあるのかな〜と思いましたが、まず入って早々1人ぼっちの男の人が血を吐いてずっと咳をしている映像が流れており、その次に大音量で「誰か」の心臓の鼓動が鳴り響く空間に入り、これもアートなんだとビックリしました笑
また、顔写真を使った作品が多数あったのも印象的でした。
その1つのコーナーで新聞から切り取られ加害者や被害者など100枚の写真を並べており、その共通点は皆亡くなっている事であったり、見る者にとってこの作品の意図は何だったんだろうか?というのを想像しながら鑑賞しました。
今回、個人的に印象に残ったのがこの「黄昏」と題された作品です。
床に152個(この数の意味は不明です、きっと何か意味があるのでしょうね)の電球が置かれ、展覧会会期中、毎日2つずつ消えていき、最初は全て点いているので明るいですが、最後には真っ暗になってしまいます。
これは、人生があらかじめ定められた死に向かってゆくということを示しているそうです。
この作品を見て、自分の電球はあとどれぐらい残っているのか?
1年1年死に向かっていきますが、日々少しでも成長出来るよう精進し、鍼灸師として1人1人確実に治せるよう学・術ともに研鑽し、私の鍼灸の師匠である藤本蓮風先生(奈良市、藤本漢祥院)に少しでも近づけるよう努力せねばと思いました
師匠の治療も日々進化しており、遥か遠くにいますので、今は全く見えませんが・・・笑笑
この展覧会は、5/6(月)までですのでお時間ある方はぜひ足を運んではいかがでしょうか?
by yu-no-mori
| 2019-04-16 07:00
| 雑記
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