おすすめ本(中平)
2019年 06月 05日
久々、心がほっこりする本に出会いました
北村薫 著 「街の灯」「玻瑠の天」「鷺と雪」
これは昭和初期を舞台にした、上流家庭の女子学生である英子とその女性運転手別宮が様々な事件、問題を解決する3部作で、全体にとても上品な雰囲気が漂っています。主人公英子が上流階級ではあるけれどとても周りに対して心配りがあり、そしてそばに居る聡明な別宮に導かれて成長していく姿に心温まります。読んでいて女子学生の頃に戻りたくなりました
推理小説と紹介されていますが、古き昭和の頃が描かれていて昔の文芸作品といった感じです。シリーズ第2作目の「玻瑠の天」は第137回直木賞にノミネート、そして第3作目「鷺と雪」は第141回直木賞を受賞。ぜひ第1作目の「街の灯」から読むことをお薦めします
ところで以前アップしたトマト栽培ですが、約1ヶ月ですごく成長しました
by yu-no-mori
| 2019-06-05 07:00
| 本
|
Comments(0)