奈良国立博物館へ(大杉)
2019年 06月 11日
先日、奈良国立博物館で開催されている「藤田美術館展」に行って来ました😊
藤田美術館は大阪市にあり、国宝9点、重要文化財53点を含む世界屈指の日本・東洋美術のコレクションを所蔵する美術館です。
明治期に活躍した実業家・藤田傳三郎(ふじたでんざぶろう、1841〜1912)とそのご子息ふたりの親子3人によって収集された美術工芸品を公開する為、1954年(昭和29年)に開館しました。
約2千点におよぶコレクションは、茶道具、水墨画、能装束、仏像、仏画など多岐にわたり、今回の展覧会は、2022年春に予定されるリニューアルオープンの準備に向けて現在休館している藤田美術館の名品を奈良国立博物館の展示室を使用して紹介する運びとなったみたいですね😁
なんと言っても目玉は、世界に3碗しか存在しないと言われている国宝「曜変天目茶碗」ですね😆(京都・大徳寺龍光院、東京・静嘉堂文化美術館、大阪・藤田美術館)
3碗とも模様や色合いが違うみたいですね。
ちなみに、
「曜変」とは・・・陶磁器を焼く際、壺の中で予期せぬ色に変化すること
「天目」とは・・・諸説あるそうですが、中国浙江省にある天目山の名に由来すると言われているそうです。
現在では、黒いうわ薬のかかった茶碗を一般的に天目と呼ばれているそうです。
「曜変天目茶碗」を鑑賞するには、特別に展示されている為、順番に列に並ばなければならず私が行った時には100名前後の方が並ばれていたと思います💦
30分以上待ったと思いますが、実際鑑賞出来た時間は約3分ぐらいでしょうか😓
ただ、近くで拝見すると見る角度によって茶碗の輝きが違って見えましたね。
宇宙のような、オーロラのような、本当に綺麗なブルーでしたね✨
ちなみに、1メートル先から見る分には並ばなくても見れますが、やはり近くで見ないと綺麗さがわからないでしょうね。
並んだ価値はありましたね😆
それ以外にも様々な展示物があり、どれも見応えがありました!
これは、「曜変天目茶碗」を上から見た時です。
残念ながら、藤田美術館展は6月9日で終了しております。
by yu-no-mori
| 2019-06-11 07:00
| 雑記
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