鍼灸治療を継続すること(北山)
2019年 08月 02日
ちょうど1年前の夏、私は毎日のように突然おそってくる腹痛に悩み、初めて本院の漢方柚鍼灸院で治療を受けました。今のような気候、環境の変化からくるストレス、運動不足、お腹が痛くなるとわかっていながらコーヒーが飲みたくてたまらない生活。。今考えるとそりゃあお腹も痛くなるよ…
と自分に突っ込みを入れたいくらいですが、その時の自分にはどうすることもできないでいました。治療後に院長から養生法を教えてもらい、少しずつ辛いものなど刺激が強い食品を食べる頻度を減らし、意識して身体を動かすようにしました。週1回の頻度で治療を受けながら生活習慣の改善も心掛け、1ヶ月後には腹痛は出ないようになりました。その後も少ない月もありましたが大体2週間に1回は鍼を受けていたように思います。しかしながらなぜ「鍼灸治療を継続すること」というタイトルでブログを書こうと思ったかというと、最近少し反省する出来事があったからです


ここ数ヶ月間の私は体調もそこまで悪いこともなく、お腹も痛くならないし大丈夫だ!と徐々に治療を受ける間隔があいていました。すると調子がいい状態を100とした場合、大体80ー90くらいだったのが少しずつ70になったり60になったりするように…。いくら鍼治療が良かったとしても、80の段階から100に戻すのと、60から100に戻すのでは、後者の方がやはり大変ですし時間もかかってしまいます。
「悩んでいる症状を改善すること」も鍼灸治療を受ける目的の1つだと思います。しかし、治療を継続することで「調子がいい状態を維持すること」も、悩んでいた症状を繰り返さないためにもすごく大事なことだな、と、身をもって感じたので、書いてみました
健康管理のために鍼灸!がもっと広がるといいなぁ〜(´-`).。oO

by yu-no-mori
| 2019-08-02 07:00
| 鍼灸と東洋医学
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