秋を迎える前に(北山)
2019年 08月 23日
燥邪とは乾燥した気候で出現しやすい外邪です。陽邪に分類され、秋に出現することが多く、口や鼻から侵襲して五臓の中で肺を攻撃してくることが多いとされています。肺は津液との関わりが深く、燥邪は津液を乾かしてしまうという特徴をもっているため、燥邪の侵襲によって肺の機能が失調すると咳や喘息、喀痰困難などが起こりやすくなります。乾燥で肌が敏感になったり、口や鼻が乾燥することでかぜをひきやすくなることは体感的に知っている方も多いのではないかと思います。

by yu-no-mori
| 2019-08-23 07:00
| 鍼灸と東洋医学
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