腹診の大切さ(岡)
2019年 08月 26日
昨日は北辰会の夏季研修会に参加してきました。
打鍼の研修に参加するのも数回目。回を重ねるごとに新たな習得があるのを感じます。
毎回、異なる講師の方々に教えて頂き、言わんとすることは同じなのでしょうが、こちらの理解度に応じて、頭に入ってくるもの、素通りしてしまうものがあるようです。
今回、お腹の触診をどうしても近視眼的に診てしまう私に対して、自分の後頭部を意識して下さいと指導され、はぁ?と思ったのですが、やってみるとそのほうが近視眼的にならず、体表の緊張を捉えやすいように感じました。
またお腹の押さえ方についても低反発枕を例に挙げて下さったのが私にはイメージしやすかったです。
お腹の緊張部分(邪)を捉えられてこその打鍼。体表観察の大切さの理解度が増した1日でした。
今回私が入ったグループは関東からの参加の方が多かったようです。遠いところからはるばる学びに来られるガッツと熱心さを目の当たりにして身が引き締まる思いでした。
by yu-no-mori
| 2019-08-26 07:00
| 鍼灸と東洋医学
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