衛気のミトン(北山)
2019年 08月 30日
岡先生や大杉先生も記事を書かれていましたが、私も今回初めて夏季研修会に参加してきました。午前中は夢分流の腹診術や打鍼術について、腹診術の歴史にはじまり、診断意義、打鍼の使い方などを学びました。教科書もしっかり読んで行ったつもりでしたが、午前中の段階で既に自分の勉強不足具合を痛感しました(><)

自分が患者役になったとき学んだこととしては、ペアを組んでいた人の手と比べて先生の手がとても大きく感じられたことでした。手のサイズは人それぞれ違いますが、お腹を触られた時の感覚(触られている面積?)が全然違うことが不思議で先生に質問すると、お腹を診る手にも衛気があり、ミトンをつけているイメージですね、というようなアドバイスを頂きました。…先生の手は大きいミトンつけてる感じ…この文章から伝わるかはわからないですが私の中ではすごくわかりやすかったです。
午後からはそれぞれ決められた班に分かれて腹診と打鍼の使い方などを学びました。私の班は6人で、ペアを作り腹診の練習をしました。どのくらいの力で行えばいいのか、そもそも手のもっていき方がまずわからない!先生に教えていただきながら文字通り手探り状態での練習でした。自分のことに集中してしまうと患者役の方の状態をキャッチする事が疎かになり。。。とても難しかったです。

また、道具もそれぞれ違うものを使用していたため、打鍼の音を聴き比べたり、実際に腹診と打鍼を練習し合うことで普段とは違う感覚を知る事ができました。合間に先生が教えてくださる話もとても面白く、1つわかったような気がしたら5つくらい同時にわからない事が出てきて、、学習意欲がわきました...!!!実技は特に自分一人で練習しているだけではわからなかったことだらけだったな、と感じたので今回参加して良かったです。しっかり復習して今後に活かしていきたいと思います。
by yu-no-mori
| 2019-08-30 07:00
| 鍼灸と東洋医学
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