秋の養生(大杉)
2019年 09月 17日
おはようございます😃
日中はまだまだ暑いな〜と感じますが、朝・夜はだいぶ涼しくなり秋らしくなってきましたね❗️
暦の上では、「立秋」(今年は8/8〜)から「霜降」(今年は10/24〜)までが秋とされています。
今回、1712年に儒学者であった貝原益軒(かいばらえきけん)が83歳の時に著した「養生訓」の中で「秋の養生」という項目があり、そちらを紹介しますね☺️
秋の養生
「7月、8月(旧暦)は秋といっても、残暑がまだ厳しく、夏のあいだ開いていた肌のきめはまだ閉じておらず、体表の"気"はまだ堅固になっていない。
それにもかかわらず、すでに秋風が吹くようになってきている。
このため"風邪"に傷められやすいので、用心し、涼しい風にあたりすぎてはならない。
病のある人は、8月になって残暑が退いたあと、ところどころに灸をして、"風邪"を防ぎ、"陽"を助け、痰や咳の病気にならないようにしなさい。」と説かれています。
秋は暑さもやわらぎ、過ごしやすくなりますが夏の疲れがドッと出て体調を崩しやすい時期でもあります。
高温多湿の夏と変わり、秋は乾燥が気になる季節です。
養生のポイント
・梨やブドウ、柿、里芋や長芋など(これらの食べ物は潤いを与えてくれます)
・睡眠
・身体を冷やさないようにする(まだまだ日中は暑いので、汗をかいたらこまめに着替えるのも良いですよ)
・散歩(30分〜60分)
あとは、鍼灸治療をし夏の疲れをとり秋の間に体調を整えておき、冬に備えましょう😆
by yu-no-mori
| 2019-09-17 07:00
| 季節とこよみ
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