大阪のシンボルと言えば(北山)
2019年 09月 27日
銀杏は秋によい食材とされていて、肺の働きを良くしてくれる食材です。食材や生薬の効能がどの部位や臓腑経絡に効果を現しやすいかを示す「帰経」は肺と腎。中国語名は銀杏、白果、霊眼、生薬名も白果と、白が使われています。五行色体表をみると白は肺に相当しますので、まさに肺に良いんだろうなという名前ですね。
中医学的には、喘息や咳に良いほか、炎症を止め、おりものを抑える、頻尿の改善、お腹の虫を下すなどの効用があるとされています。効能が強く中毒を起こすおそれもあるため、十分に加熱し、大人で10個、子どもは5個までにするなど、多食は避けた方が良いです。(胃腸が弱い方やお子さんは控えめに。5歳以下の子どもは控えた方が良いとされています)
イチョウ並木のイチョウは、平成24年度に樹木調査を行い個々のイチョウの樹木カルテが作られ、計画的に管理を行っていいるそうです。もう少ししたら紅葉も始まりますね。楽しみです。太陽の塔、通天閣、あべのハルカス、たこ焼き、うめ、もず、、、大阪のシンボルは色々ありますが、今日は大阪市指定文化財になっているイチョウのお話でした( ・v・)!
by yu-no-mori
| 2019-09-27 07:00
| 食養生、薬草
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