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by 鍼灸柚の森
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「気」って何?(北山)

鍼灸治療の際によく使われる「気」という言葉は一般的な感覚では目に見えないし、よくわからない、という感じがするかもしれませんが、例えるなら空気や重力のように、見えてないけど当たり前にあるものを指していたので、昔の人にとっての「気」という言葉は今よりずっと身近なものだったのではないかと思います。

今日はそもそも気とは何なのか、について書いてみたいと思います。昔の人は自然界を観察する中で、蒸気や呼気、吸気など、「形がないけど、そこにあるもの」の存在について理解していて、「気」は最も基本的な物質であり、全てのものは「気」の運動変化によって産生されていると考えていたんです。これは古代哲学における重要な概念とされているのですが、昔の人、すごいですよね。この「気の概念」というのは広く多くのことを指すようになり、もちろん医学の分野の中でも使われるようになります。

医学の領域で、「気」は人体を構成し、身体中に満ちていることで生命活動を維持する物質で、絶え間なく動いていているものとされ、その運動には昇る、降りる、出る、入るという方向性があり、この運動を「気機」といいます。
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鍼灸治療は、気が足りない人には気を補い、邪気が多い人からは邪気を取り除くことでバランスを整えますが、こういう考え方は「気」を動きのある物質として捉えているからできることなのです。今あなたの「気」はしっかり動いてますか?足りてそうですか?

「気」を増やしたくなったらこちらの記事もぜひご覧ください☆


by yu-no-mori | 2019-11-01 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)