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by 鍼灸柚の森
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「声」からわかること(北山)

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私の中で音声コンテンツブームが再熱していて、最近はVoicyやspoonラジオといった個人が音声を配信できるアプリをよく使っています。愛用していたアプリが終了して以来疎遠になっていたラジオもアプリを使って聴いてみたり。人の声って音楽とはまた違った良さがありますね。好きな人の声を聴いていると元気が出たり、気持ちが落ち着いたり、結構影響されるなぁと思います。目は口ほどに物をいうということわざがありますが、人の声もその時の心の状態なんかがよく出ますよね。

東洋医学では患者さんの声やにおいなどから病状を判断することを「聞診」といいます。音声に関しては、声の大きさや声質、話し方だけでなく、呼吸、咳、しゃっくり、ため息、お腹の音、口臭なんかも判断材料になります。「聞診」は問診の際に一緒に行われ、術者が直接確認出来ないことを今度は問診によって患者さんにお聞きして確認していく、という流れになります。

また、問診に関しても東洋医学では「十問診」という問診事項があり、寒熱、汗、頭身、胸脇・腹、耳目、飲食・口味、睡眠、二便、月経、今までかかった病気、ご家族や環境のことなどを詳しくお聞きします。

…10個じゃないやん!という突っ込みがきそうですが、この十は張景岳という医学者さんが書物の中で問診のやり方を書いた「十問歌」というものからきています。問診のときにもしかするとそんなこと聞いてどうするの!?と感じられることもあるかもしれませんが、東洋医学的な治療を行う際にはとても大事なことだったりします。些細なことでも大切なヒントが隠れていることがあります。もし治療中でも、疑問や気になる事があれば気軽におっしゃってくださいね。

by yu-no-mori | 2020-02-07 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)