少し寒くなってきたので…「風」のお話(北山)
2020年 10月 30日
先週Twitterでも呟いていたように思いますが、朝晩は風が冷たく感じるようになってきましたね。東洋医学では「風は百病の長である」と言われますが、風の邪は単独ではあまり強いものではありません。しかし今からの時期は、燥邪や寒邪と一緒になって体に影響を与えてくることがあります
!

なんだか寒気がする!という時、背中がゾクゾクする、とか言ったり、腕の外側をさすったりすることはありませんか?風の邪はよく動き、体の陽の部分である背中側から体に入ってくることが多いんです。このような性質からなのか、首から背中にかけて「風池」、「風府」、「風門」というように「風」という字のつくツボがあったりするくらい。「風門」なんて、まさにここから風邪が入ってきます!っていう感じがしますよね

来週7日にはもう立冬、いよいよ本格的に冬がやってきます。昼間は暖かい日も多いので荷物になるしなぁと迷う日もありますが、脱ぎ着しやすい服装にしたり、ストールなどをしっかり使って風寒の邪から首もとや背中を守るようにしてみてくださいね⭐︎

もちろん鍼灸で体の内側からしっかり衛気(防衛機能)を強くするのもおすすめですよ!早めの準備でカゼを引きにくい体にしていきましょう

by yu-no-mori
| 2020-10-30 07:00
| 鍼灸と東洋医学
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