おすすめ本 盤上の向日葵(中平)
2021年 04月 14日


盤上の向日葵 柚月裕子著 中央公論新社
(中央文庫より文庫本も出ています)
柚月裕子さんはこのブログで3冊目の登場です
相変わらずぐっと引き込まれる内容で、あっという間に読んでしまいました。その内容は…

手に名匠の将棋駒を握った身元不明の白骨体が発見される。その駒を足がかりに犯人を探すため日本各地を飛ぶ刑事。一方将棋界では実業界から棋士に転身した天才棋士上条桂介が世紀のタイトル戦に挑もうとしていた…
私は将棋の事(ルールなど)を知らないのですが、それでも将棋のシーンではハラハラしました。きっと将棋を知っている人ならもっと楽しめるのではないかと思います。将棋に魅せられ、命を削るように戦う棋士達。藤井聡太二冠はほわ~っとしたお顔ですが、こんな風に苦しんで勝利を勝ち取っているのかなぁと思いました。
今まで将棋には興味がなかったのですがこれほどまで人を夢中にさせるなんて、一体どれだけおもしろいものなのだろうと俄然興味がわきました。今年は将棋にチャレンジしてみようかな

by yu-no-mori
| 2021-04-14 07:00
| 本
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