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長堀橋「鍼灸柚の森」スタッフblog/隔週更新


by 鍼灸柚の森
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たまには薬膳(岡)

早いものでもう年末ですね~。時の経つのが早すぎます149.png
本年はお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

さて先日、薬膳鍋を食べに行ってきました。
「薬膳」という言葉は巷で耳にしたりしますが、一体どういうものなのでしょうか?

調べてみると以下の解説がありました。
“健康維持を目的とした中国発祥の料理,献立。日々の食事は薬の投与と源は同じである、とする中国古来の思想(薬食同源)から生まれた。……薬膳では,すべての食物は五味(酸味,苦味,甘味,辛味,塩味)と五性(熱性,温性,平性,涼性,寒性)の特性をもつと考えられる。目的の効果を得るためには,五味五性をいかして食材を選ぶこと,さらに摂取する人の体の状態や体質,気候との適合を考慮することが重視される。漢方薬や生薬を用いる場合も多い。”
(コトバンク/ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「薬膳」の解説より)

厳密に薬膳の効果を得ようと思ったら、食べる人それぞれの体質、状態を考慮しないといけなくなり、複数人で一つの鍋を囲むのは邪道になるのかもしれません(^^;
まぁでも、普段どうしても手抜きの料理を食べてしまっている我が身にとって、カラダに良いとされる食材を使った丁寧な料理を食べられるのは嬉しいことです。

今回、食材の中で注目したのはキノコ類がたくさんあったことと、お出しに使用されたナツメとクコの実です。東洋医学的にはキノコ類の平茸の場合、胃の働きを助け、体の抵抗力を高め、血行を良くするとのこと。ナツメは胃腸を丈夫にし、造血、精神安定の効能があり、クコの実は肝・腎の機能を良くし、中国では古来より強精作用のある食べ物として料理によく使われているそうです。(参照文献:東方栄養新書・メディカルユーコン)

医食同源(薬食同源)と言われるように、本来は日々の食事に気を配りたいものですね~109.png

たまには薬膳(岡)_f0354314_22432986.jpg
食材入れる前のお出しの段階です

by yu-no-mori | 2021-12-20 07:00 | 料理、食べ物 | Comments(0)