おすすめ本 阿蘭陀西鶴(中平)
2023年 11月 22日
学生の頃、国語か日本史の授業で聞いた井原西鶴。名前は知っていましたが、その人となりは全く知らず、興味も特にありませんでした。この本は直木賞受賞作ということだったので、それならばと読んでみました。

阿蘭陀西鶴 浅井まかて 著 講談社
その内容は上記写真の帯にある通り、井原西鶴と盲目の娘(あおい)の暮しぶりから彼の生涯を描いたもの。読み始めて暫くは、西鶴のやんちゃと言うか、いい加減というか、とにかくイライラさせられる事が多くて、読むのを止めようかなと何度も思いました。しかし本の紹介では感動作と書いてあるし取りあえずは読みやすいので、なんとか堪えて読み進めました
すると、父に対して反発的であったあおいの西鶴に対するの捉え方が変化していくように、自分の西鶴に対する気持ちも変化していき、最後には井原西鶴のファンになってしまいました
関西が舞台なので親しみもわき、江戸時代の市井の厳しいながらも人情あふれる暮らしぶりにもほっこりします。後生に名を残す人は、やっぱり違いますね。彼の書いた好色一代男も読んでみたくなりました
井原西鶴、名前は知っているけど、どんな人?という方にお勧めな一冊です
by yu-no-mori
| 2023-11-22 07:00
| 本
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