おすすめ本 失敗図鑑（中平）

前回のブログでおすすめ本を紹介したところですが、これはおもしろい！という本に出会ったので引き続き本の紹介です

失敗図鑑　すごい人ほどダメだった！　大野正人　著　　文響社
帯に「１０歳から読める」とある通り子供向けの本ですが、その内容は大人にも響き、折に触れて読み返したくなる本です。
内容はアインシュタインや孔子、黒澤明、スティーブ・ジョブズと古今東西２３人の偉人達の失敗談を紹介。こんなすごい人に失敗なんてあったの？？と思う人ばかりですが、すごい！という人でも同じ人間なんだなぁと知らされます。そして失敗があっても何かを成し遂げることはできるということが学べます
偉人達の意外な内容盛りだくさんですが、その中で私が一番「へ～！」っと思ったのは手塚治虫の内容。超大人気漫画家なのに、自分よりうまい漫画をみるとその漫画を描いた人に嫌味なことを言ったり、悪口を言っていたそうです。漫画の神様でも嫉妬心からは逃れられないのですね。しかし手塚治虫はただ悪口を言うだけの人ではありませんでした。言った分だけそれ以上の作品を書き続けたのです。良い作品を作り出すプレッシャーを自分自身に与え、乗り越え続けていたのですね。
４月になり新年度スタートです。新しいことにチャレンジする人、引き続きチャレンジ続ける人、そんな人の力になるおススメの一冊です