おすすめ本 死はすぐそばに(中平)
2025年 01月 29日
今年最初のおススメ本に出会いました

死はすぐそばに アンソニー・ホロヴィッツ 著 山田蘭 訳 創元推理文庫
そのあらすじは、ロンドンの高級住宅地で発生した殺人事件を警察から招聘された探偵ホーソーンが解くといったものなのですが、作家のホロヴィッツが過去に起きたその事件の資料を読み解きながら小説として進めていきます。ですのでホロヴィッツが小説を書いている現在と、事件が起こった過去を行ったり来たり。おまけに容疑者がたくさんいるので、読むのに集中力と記憶力を総動員です
そんな複雑な展開でもストーリーが魅力的なので、全く苦なくむしろ読み終わってしまうのが残念なくらい楽しめました。
アンソニー・ホロヴィッツの作品は2021年にも今年のヒット本第一で紹介しました。→今年のヒット本2021 この時の本も2つの時間(状況)が行ったり来たりする展開で、よくまぁこんな複雑なストーリーを考えつくものだと感心しきりです。
今回紹介した本は、ホーソン&ホロヴィッツシリーズの第5弾になります。この本から読み始めても大丈夫ですが、二人の関係性を把握するなら第一弾「メインテーマは殺人」から読み始めてください。このシリーズは楽しく脳トレできる作品です




by yu-no-mori
| 2025-01-29 07:00
| 本
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