おすすめ本 胡蝶殺し(中平)
2025年 09月 24日

胡蝶殺し 近藤史恵著 小学館文庫
そのあらすじは・・・歌舞伎役者の市川萩太郎は先輩役者中村竜胆の急逝により、その息子秋司の後見人となります。萩太郎には秋司と同学年の息子俊介がおり、萩太郎は個性の違う二人を歌舞伎役者として仕込んでいきます。そして萩太郎は秋司が自分の息子より才能が秀でていると感じ、二人の初共演の舞台で秋司に俊介より重要な役を与えます。しかし初日前日に…
歌舞伎界が世襲制ゆえに、いかに厳しい世界かが分かりました。また歌舞伎役者の日常が描かれているので、なんと大変な日々を送っているか驚きました。そしてもちろん、色々な歌舞伎の作品も出てくるので、そのどれもがぜひ見てみたいと思わせます
敷居が高く感じられる歌舞伎ですが、まずは小説でその世界を感じて、そして劇場デビューするのが良いのではないかと思いました。私は今年国宝を読んで歌舞伎を観に行ったのですが、これを読んでまた行きたくなりました
皆様も歌舞伎の世界、ぜひご堪能ください♪
by yu-no-mori
| 2025-09-24 07:00
| 本
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