大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森

2018年 06月 09日 ( 1 )

先月、助産院からの紹介で奈良の鍼灸院で手足の冷えが主訴の妊娠3ヶ月の妊婦さんを治療しました。

その方から先週、「昨日からぎっくり腰になってしまって、、、診てもらえませんか?」との電話がありました135.png
すぐに来てもらったのですが、骨盤ベルトとコルセットをしてようやくゆっくりと歩ける状態で、外してベットに上がるのもやっと、寝るのも激痛に耐えながらやっとの状態でした(;´д`)
急性腰痛いわゆるぎっくり腰と呼ばれるものですが、その中でもかなりきつく
しかも、4歳のお子さんもいる妊娠4ヶ月の妊婦さん、、、治療にもかなり注意が必要です。

できる範囲で体表観察をしたのですが、10日前に診た時はまだ妊婦さんと分からないくらいのお腹だったけど、かなりふっくらして、胎動もよく感じるようになられてました。
ぎっくり腰のきっかけは、テーブルを拭こうとした時。
このような急性腰痛の場合、風邪が関与することもあるのですが、体表所見からそれはなく、もともと脾の臓(胃腸)が弱い方でした。脈をよくみながら治療をしていて、治療後は少し楽になるようでしたが、なかなか痛みがきつく、すっきりしませんでした。
その事を他の先生にも話していて、その翌日、出勤前にとある先生から治療のアドバイスをもらいました。妊娠5ヶ月に入ろうとしている妊婦さんの状態から、~ということも考えられるので視点を変えてみてはどうでしょうと、、、。
なるほど。
早速朝一番でその方が来られたのですが、その日は一番痛みがキツく、顔面蒼白で来られました。体表観察すると、ツボの反応が顕著に出ていたのでもう迷いなく
まずあるところにお灸。すると、少し血色が良くなり、足を伸ばして寝れなかったのが、足が伸ばせるようになりました。鍼をして、、、脈がかなり改善してたので、ようやく手応えを感じて治療終了。ベッドでそのまま休憩してもらい、起き上がるとき、来た時と全く違って、かなりスムーズに起きられたことに患者さん驚く😲‼️そして私も(笑)、、、っておい!119.png
そして、その日は夜にもう一度来てもらい治療。それから2日続けて治療に来てもらい
その3日後には、マタニティヨガに行けるほど回復されてました110.png
患者さん自身、治るのに2週間以上はかかると思われていたようなので
本当に喜んでもらえて良かったです113.png
妊婦さんの急性腰痛は整形外科でも、使える薬が限られるので、診察を断られることもあるようです。

まさしく鍼灸の出番でした❕109.png
私自身もとても勉強になった症例でした177.png








by yu-no-mori | 2018-06-09 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)