大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森

2018年 10月 22日 ( 1 )

本院には東洋医学や健康の本、絵本など興味深い本が待合室に置かれています。
それらの中に「はらのなかのはらっぱで」という絵本があり、本院院長が「鍼灸師の長野 仁先生が監修されたものなのよ~」と教えてくれました。

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フレーベル館  はらのなかのはらっぱで(文/アーサー・ビナード 監修/ 長野仁)

この絵本は戦国時代の医学書、「針聞書」に描かれている身体のなかに住んでいると思われた虫たちを題材にしたものとのこと。同題材を扱っている「戦国時代のハラノムシ」という本については以前、中平先生がブログで紹介されていましたが、現物のこの絵本を開いてみると、キョーレツな絵柄と綺麗な色使いでかなりインパクトがありました。

身体のなかの奇妙な虫たちはとってもイキイキしていて、こんなんが自分の身体のなかに住んでると思ったらちょっと嫌ですが、実際人間にはおよそ100兆個の菌が常在していると言われるのですから、昔の人の想像力もあながち的はずれではないように思います。

「腹の虫の居所が悪い」とは機嫌が悪いことを示す今でも普通に使われている言葉ですが、この虫ってこの絵本に出てくるような虫のことだったのですね…。
しかしこの絵の、なんだか不思議な魅力はなんやろなぁと思いましたが、ネットで「キモカワイイ」と表現されていたのを見て、確かに今流行りのそれやわ~と同感しました。昔の人が真剣に考えた腹のなかの虫くん達、何百年も経て「キモカワイイ」なんて表現されるとは露程も思わなかったことでしょうね。(^_-)

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by yu-no-mori | 2018-10-22 07:00 | 雑記 | Comments(0)