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大阪市・長堀橋「鍼灸 柚(ゆう)の森」の鍼灸師たちが思いのままに綴ります。


by 鍼灸柚の森
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カテゴリ:本( 22 )

おすすめ本(中平)

久々、心がほっこりする本に出会いました102.png

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北村薫 著 「街の灯」「玻瑠の天」「鷺と雪」


これは昭和初期を舞台にした、上流家庭の女子学生である英子とその女性運転手別宮が様々な事件、問題を解決する3部作で、全体にとても上品な雰囲気が漂っています。主人公英子が上流階級ではあるけれどとても周りに対して心配りがあり、そしてそばに居る聡明な別宮に導かれて成長していく姿に心温まります。読んでいて女子学生の頃に戻りたくなりました110.png
推理小説と紹介されていますが、古き昭和の頃が描かれていて昔の文芸作品といった感じです。シリーズ第2作目の「玻瑠の天」は第137回直木賞にノミネート、そして第3作目「鷺と雪」は第141回直木賞を受賞。ぜひ第1作目の「街の灯」から読むことをお薦めします101.png


ところで以前アップしたトマト栽培ですが、約1ヶ月ですごく成長しました177.png
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まだ青いですが、実もなりだしています!収穫まであとどれくらいでしょうか106.png

by yu-no-mori | 2019-06-05 07:00 | | Comments(0)

冒険・探検とは(中平)

患者さんからおもしろい本をご紹介頂きました177.png

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鈴木康史 編 「冒険と探検の近代日本ー物語・メディア・再生産」 せりか書房

今まで冒険・探検については自分とは縁のないものと思っていて、興味を持つことはありませんでした。しかし冒険・探検は社会と切り離されて存在するものではなく、そして時代によってその存在意義も変化しているもの。私自身冒険・探検とは関係ないところにいるつもりでしたが、どうやらそうでもないと思うようになりました。

それにしてもこの本を読んで一番感じたことは、自分の知らない(興味を持っていなかったこと)を知ることの気持ち良さでした106.png

私がふだん読んで読んでいる本は、もっぱら小説と鍼灸に関する本ばかり。このような学術的な本はめったに読みません。ましてや冒険・探検もの119.png ですが読んでみると、自分がふだん使っていない脳の部分が刺激される感じがして、とても良いのです179.png学生の時、興味はないけど専攻しないといけなくて受けていた授業が意外と面白い内容で、新たな世界を知ることができたことを思い出しました。

自分には身近なことではないけれど無関係でもない、そんな冒険・探検について難しくなる一歩手前の内容で記されています。昭和世代には懐かしい堀江謙一さんのインタビューもあり、これまた私の中での堀江さんや彼が成し遂げた偉業のイメージが変わりました。

これからは、今興味のない本もどんどん手にとってみようと思いました178.png
冒険・探検に興味ないという方はこの本をぜひどうぞ104.png










by yu-no-mori | 2019-03-13 07:00 | | Comments(0)

今年のヒット本(中平)

今年もあと1週間を切りましたね。今年は読書好きの私にとっては本の当たり年でした177.png患者さんからおすすめの作家さんをご紹介頂いたり、図書館で当てずっぽうに手にとって読んでみたらおもしろかったりと、今まで知らなかった作家さん(作品)に多く出会えました。

その中で今年の私のベスト3を発表179.png

第3位  サラバ! 西加奈子 著
第152回直木賞受賞作品。西加奈子さんは別の作品を以前読んでいて、とても独特、そしてそれがくせになる文体を書く作家さんです。サラバ!はずっと読みたいと思っていた作品だったのですが、結果私としては西さんの作品の中で1番のおすすめでした。超個性的な家族を持つ少年の成長物語なのですが、登場人物一人一人の痛みがとても共感できて、自分も少年と一緒に成長していくような気持ちになりました。

第2位  楽園のカンヴァス 原田マハ 著
アンリ・ルソーの「夢」をめぐるストーリーです。原田マハさんは以前美術館に勤められていただけあって、絵画に関する描写や情報はとっても深い!私は今までは絵画の大作を見ても「ふ~ん」という感じだったのですが、これを読んでからは、絵画作品の奥の奥を見ようと思いました。

そして第1位は・・・ 検事の本懐 柚木裕子 著177.png 
以前ブログで紹介させて頂いたこの作品がやはり第1位でした。続編がまた出版されることを願います!

年末年始のお休みにゆっくり読書とお考えの方、ぜひどうぞ102.png 来年も素敵な作品にたくさん出会えますように!





年末のイラスト「クマと猫とコタツ」

by yu-no-mori | 2018-12-26 07:00 | | Comments(0)

おすすめ本(中平)

今年は私にとって本の当たり年です。たまたま手にした本がおもしろかったり、患者さんからおすすめを教えて頂いたり。そんな中でもこれは今年のNo.1では!?という作品に出会いました177.png

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柚月裕子著 「検事の本懐」

柚月裕子さんはずっと気になっていた作家さんで、ちょうど患者さんから「これ、おもしろいですよ」と貸して頂いたのがこの作品です179.png

今は弁護士である佐方貞人の検事時代のストーリー5編からなる小説。弁護士である佐方を描いた「最後の証人」が出版されてから、「もっと佐方を読みたい」というファンの声に応えて書かれたそうです。この主人公がとても良い!です。ぶれることなく、たんたんと真実を追う姿に惹かれます。2年前にドラマ化もされていたようです。刑事ものとか弁護士ものなどよりは、じんわり感動する小説の方がどちらかというと好みなのですが、この本はその様なジャンルにある固い雰囲気がなく、人情小説といった雰囲気があり、読んだあとほっこりと感動します110.png

「最後の証人」とセットでぜひ!おすすめです177.png



by yu-no-mori | 2018-11-21 07:00 | | Comments(0)

潤うからだ(松浦)

最近ある方から教えていただいた本です。
潤うからだ ワニブックスという出版社から出ている植物療法士の森田敦子さんという方が書かれた本です。

顔や身体のお手入れをするように膣まわりもケアが必要という事が書かれてあります( ・∀・)
膣まわり、つまりデリケートゾーンは生理、排泄
セックス、妊娠、出産、閉経これらすべてに関わる重要な働きをしており、とても繊細で一番大切な場所なんだそうです。フランスではお手入れすることは当たり前なんだとか…。今まで気にしたこともなかったので
なかなか衝撃でした119.png
日本人は特にこの手の話をすること自体がタブーな風潮がありますよね…(;・∀・)

妊活ついてやセックスレスに関すること書いてありましたよ🍀なかなか友人同士でも聞きにくいことですね。

でも、とても大事な事なので、治療時に色々お話しさせていただいたりする事が最近多いです☺
気になる方はぜひ読んでみてください~
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by yu-no-mori | 2018-08-11 07:00 | | Comments(0)

大家さんと僕(中平)

久々大ヒット177.png な本に出会いました。

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大家さんと僕  矢部太郎著  新潮社

患者さんから「これ良かったですよ!」と勧められて読んでみたのですが、期待以上に良かったです。矢部太郎さんはお笑いコンビ、カラテカのボケ担当の芸人さん。昔「進ぬ!電波少年」という番組で、海外に行き現地の言葉で現地の人を笑わせるという企画をやってのけた人です。懐かしい~!短期間でスワヒリ語とかモンゴル語をマスターする姿に「すごい人だなぁ」と感心したものです。
そして今度は漫画家デビュー。しかもこの本で第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞179.png

本の内容は、矢部さんと矢部さんが住む家の大家さんとの交流を描いたもの。この大家さんは90歳前のお婆様。とても上品で愛嬌があるのです。他人同士がこんなに温かい関係になるなんてすごい!!と、感動します。きっと大家さんと矢部さん二人の性格と相性が成せる業なんでしょうね。
読んでいるとつい「ほろり」としていまうので、涙腺の緩い方は電車で読むのはご注意ください102.png




by yu-no-mori | 2018-05-23 07:00 | | Comments(0)
前回のブログの続きです。
自分にも経験があると書いたのですが、初めてのお産の時は
今思うと、「自分は絶対助産院で安産」と決めて自分で自分にプレッシャーを
かけていたような気がします。

ベテラン助産師さんの書いたお産の本を読み、毎朝歩き、鍼灸治療もして
食事にも気を付け、助産師さんにも「妊婦の鏡」と言われていました105.png


そんな自分が予定日近くになり、子宮口も固く1週間前には下に下がってた赤ちゃんが
また上がってしまい、嘱託医からは「こんなん放っておいたら1週間経っても産まれんで!来週産まれなかったらこっち(病院)で切るね(帝王切開)」と伝えてられ、絶望的な気持ちになりそのまま助産院へ戻り号泣した思い出があります。
その時は「今までこんなに頑張ってきたのに!何で私が」という思いでした。
頑張りすぎていたのでしょうね(^_^;)
助産師さんは色々話をしてくれたのですが、今とにかくできることをやる事。
そしてこの経験は、きっと今後のあなたの仕事(鍼灸)に生きてくるはずやからと言ってくれたのが印象に残ってます110.png

本にありましたが、自然分娩とはけっして“下”から産むことだけをさすのではなく、精一杯自然なお産をめざした結果の帝王切開なら、それはその人にとっての
「自然なお産」だと思いますとありました。そして自然に正解などない、人はそれぞれ
みんな違っていいと。

お産のことをメインに書かれてありますが、お産に関係ないという方でも
読んでいて面白いのではと思います110.png
みなさん、お母さんから産まれたことには違いないですから112.png

ちなみに私、二人目妊娠時には助産師から
「あの真面目な松浦さんが不良になってるー❗」と言われました(笑)




by yu-no-mori | 2018-02-10 09:00 | | Comments(0)
先日図書館で発見!

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鍼灸柚の森
スタッフが所属する鍼灸団体「北辰会」の代表藤本蓮風先生の本「経穴解説」が、茨木市立中央図書館に蔵書されていたのです177.png
場所は臨床医学・診断・治療のコーナー。この本は経穴(いわゆるツボ)について鍼灸師向けに説いた本。一般の方向けの「このツボ押すとこんな効果がありますよ」といった本は数冊置いてあるのは知っていましたが、本格的な鍼灸の本が置いてあるなんて嬉しいです101.png

藤本蓮風先生は、一人の天才よりも一人でも多くの治せる治療家を育てることを目指して、ご自身のあらゆる技術を惜しみなく与えてくださっています。この本もその一つ。

多くの方がこの本に触れて、肩こり・腰痛だけでない、鍼灸が我々にとってどれだけ有益なものなのかを知って頂けたらなと思いました179.png

by yu-no-mori | 2018-02-07 09:30 | | Comments(0)
去年ご縁があり、岡野さんの講演を聞いた際に本を購入しました。
もともと公立病院の助産師で、最先端のお産の現場で働いていた岡野さんが
吉村正先生(産科医)の「お産は文化であり哲学でもある」という講演に衝撃を受け
自然分娩に魅せられていく過程、後半には少しだけ陰陽のお話も書かれてあります110.png

この本の中で印象に残ったのは「こだわりを手放す、自分の詰まりを抜く」というお話。
とある30代後半の初産婦さんのケースが書かれてありました。

彼女は食べ物は無農薬の野菜等、もともと自然に生きることを大事にしていた人ですが
陣痛が来て、子宮口も思いのほか早く全開になったのにも関わらず微弱陣痛になり
2、3日経っても産まれる気配がなくなったそうです。
岡野さんが内診するとちょっと触れただけで赤ちゃんの頭がありました。
これだと促進剤を使っても母子にそれほどストレスはなく数回の強い陣痛で生まれると
思い、彼女に「促進剤打つのはいやですか」というと、顔色がかわり、薬なんか使いたくないから
ここに来たのにという感じだったので、これ以上踏み込んではいけないと思い
待つことにしました。
しばらくして、ご主人と彼女と3人で医院の外を散歩していると
彼女は岡野さんに「私って自然にこだわりすぎでしょうか。」と聞いたそうです。
彼女は生け花を習っていているのだけど、自分が生けると詰まって見えて。
先生が花の向きを少し変えるだけで、風がふぁ~と抜ける感じでお花が生き生きするんです。
そんな話をしながら「すごくこだわっている自分というものがあるかもしれない」と
彼女は気付いたようです。
それから後は、もう十分待ったから、明日生まれなかったら薬を使ってもらおうと
こだわりを手放したそうです。
その夜に自然に陣痛がつき、自然に生まれたそうです。

この話を聞いて、自分にもいくつか心当たりがあります119.png
長くなったので、心当たりは次回にします^_^;
明日から立春です179.png
うつうつ考えず、心も身体も伸び伸び過ごして行きましょうね164.png104.png







by yu-no-mori | 2018-02-03 09:00 | | Comments(0)

ローラの本(中平)

私が子供の頃、テレビでアメリカのドラマ「大草原の小さな家」が放映されていて好きでよく見ていました。好きが高じて、今や我が家にはDVDも揃っています110.png

この前偶然図書館で、主人公のローラ役を演じた女優、メリッサ・ギルバートの本を発見177.png

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アメリカの有名子役にありがち(?)な、子供なのに有名で大金持ちになったがためにハチャメチャな生活を送った・・・なんてのを想像しつつ、大好きなローラのイメージを壊して欲しくない気持ちから、着実な人生を歩んでいてほしいと願いながら読みました106.png

本の前半は「大草原の小さな家」ファンにはたまらないこぼれ話が満載。DVDを見直さねば!と思いました113.pngそして本全体の内容は、有名な女優の半生記として私達庶民とはかけ離れた華やかな話が多いのですが、一方女優としてのキャリアを積むことに励むのはもちろん、俳優社会の改善のために奮闘したり、夫との関係や家族を作り上げていくのに苦労したりと、いち働く女性が四苦八苦して前進する姿があって、意外にも感動してしまいました。こんな女優さんが、大好きだった大草原の小さな家のローラを演じていたんだと知って嬉しいです。

「大草原の小さな家」を見ていなくても、一人の女性の成長物語として十分に楽しめる本でした104.png「大草原の小さな家」DVDと併せておすすめです179.png


by yu-no-mori | 2017-12-06 08:30 | | Comments(0)