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鍼灸柚の森ブログ/担当(月)岡、(火)大杉、(水)中平、(木)柚の森便り、(金)北山、(土)松浦


by 鍼灸柚の森
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カテゴリ:鍼灸と東洋医学( 135 )

首が動かない(松浦)

先週、久しぶりに首を寝違えました149.png

前日、色々ちょっとしたトラブルが続き、寝る直前までイライラしていました…

翌朝起きると、首の左と背中に痛みが走る…「あれ…?左に向けない145.png
左の首から背中にかけて板を貼られたような感覚と動かした際の激痛…
治療したいけど、出勤の日の朝はバタバタ…なんとかぎこちなく動きながら家事をこなし
下の子を保育園へ送って仕事へ向かいましたが、車の運転が辛かった( ;∀;)少し首が動くだけで痛い…

到着してから、とりあえず脈をとる姿勢などできるか確認して、自分の治療しようと思ったのですが
電話が鳴り、その対応で時間なくなりできず( ;∀;)
ぎこちない動きで何とか午前の仕事を終え、帰宅後また仕事。

夜になってようやく自分の治療の時間ができました130.png
寝違え等の急性の症状は、風邪から起こることも多いのですが、脈や自分でできる範囲の体表観察をしてみても
風邪の所見は見当たらない。
痛みは鋭く、張ったような感じが強い。
痛くて辛いけど、どうやってこれを治そうか考えるとわくわくする(笑)
ちょうど先月、夏季研修会で打鍼を教えて頂だいたので、打鍼だけで治療してみることに106.png
指導してくださった先生は、昔、打鍼だけで治療していたことがあるとおっしゃっていました。

お腹をよく探る。反応出ているところを見つけ、お腹をコンコンたたく。
やっては首を動かして、痛みの変化を確認。
お腹も上の方によく反応が出ていて、そのあたりを念入りに打鍼。
すると、背中の張った感じが取れてきて、少し左に向けるようになって、自分で驚く103.png
翌朝には、張った痛みは全くなく、左にも向けて、スムーズに動けるように!
真横に倒す痛みは残りましたが、振り向けるだけで、車の運転がかなりしやすくなりました(^_-)-☆
辛かったけど、夏季研修会での学びが少し活かせて、大変勉強になりました110.png




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by yu-no-mori | 2019-09-14 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

『気』の作り方(北山)

何かレシピのタイトルのようですが、本日は「気」をどうやって作るのか、について書いてみようと思います。「気」というのは、先週のブログに書いていた衛気など、人のからだを構成しているもののことです101.png

おおまかに説明すると、気は主に飲食物や、大気から呼吸によって取り入れることができます。これを後天の気といいます。文字通り後天的に得られる気を指します。後天の気には、水穀の気や自然界の清気というものがあります。水穀の気は、飲食物(水穀)を取り入れることで得られる気です。胃で消化された水穀の中から、有益なものと不要なものに小腸が分別しています。分別されたものが脾で吸収されて気が作られます。また、肺が吸入した大気中の有益な物質のことを自然界の清気といいます。このように気はいくつもの臓腑が協調して作られています。長々と書きましたが、後天の気については皆さんが毎日暮らす中でご飯を食べて、息を吸ったりする事で取り入れることができるということです。

また後天の気があれば反対に先天の気というものもあります。こちらは両親から受け継いで生まれた時から持っているもので、主に人体の成長、発育の源になるものです。人体の組織や器官は先天の気のおかげでそれぞれの機能を十分に発揮することができるのです。先天の気は、有限であり、年齢とともにどんどん使われていきます。そのため後天の気を常に取り入れ補っていく必要があります。

先天の気はあとから増やすことは出来ませんが、後天の気でしっかりと補っていくことで上手に使っていくことはできるのではないかと思います。身体の調子を整えて後天の気を作ってくれる臓腑を元気にするのも方法のひとつですが、景色の綺麗な場所に出掛けて、美味しいご飯を食べるのも後天の気を増やし、身体が喜ぶ方法のひとつだと思います。暑さはましになってきたけどなんだか元気が出ないなぁ、という方は、是非空気が美味しそうな場所に出かけてみてください(﹡ˆᴗˆ﹡)

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by yu-no-mori | 2019-09-13 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
先週「衛気のミトン」という記事を書いていましたが、そもそも『衛気』って???ということで、今週は「衛気」について書いてみたいと思います。

「衛気」とは、気の種類のうちの1つで、腎で作られ昼間は体表部をめぐり、夜間は体内部をめぐると言われている温喣作用と防御作用が強い気のことです。衛気の役割としては、肌の表面を保護して外邪の侵入を防ぎ、汗の発散や体温調節を行ったり肌を潤してくれる働きがあります。また、臓腑を温める作用も強いことから、臓腑の活動も活発にしてくれたりと、体内でもとても活躍してくれています。


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そもそも「気」というワードは、私たちの日常生活の中でも「元気」、「気分」、「お気に入り」、「気まずい」など日常的に使われる言葉で、主に精神的なことに使われる場合が多いですが、東洋医学では「気」というものを物質として捉え、増えたり減ったりし、常に活動しているものである、と考えているのです。

東洋医学では「気」の種類を使い分けていて、その中でも人体を構成する基本的物質としての「気」で代表的なものが、「宗気」、「営気」、「衛気」、「元気」の4つです。

また、「気」の活動には、以下のものがあります。

推動:臓腑や組織の活動を促進する
温喣:臓腑組織を温め、体温を維持する。「おんく」と読みます。
防御:体表を保護して外邪の侵入を防いだり、入って来た病邪と闘う
固摂:気血津液を必要以上に出し過ぎないように調節する
気化:気を色々な物質に変化させる

その他栄養する作用や、情報伝達作用などなど・・・なんか、ややこしくなってきましたね続きはまたの機会にします( ・ㅂ・)و

腹診の練習のときに先生の手がとても大きく感じたのは、先生の持ってる衛気が強かったからなのかな?と思います。私は手が小さい方なので、しっかり衛気をまとって安心していただけるような手になるよう精進したいと思います173.png


by yu-no-mori | 2019-09-06 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

冷えに要注意(松浦)

今週から我が家の地域は小学校が始まりました165.png
やっと夏休みが終わってやれやれですf(^_^;

子供たちは体調も崩すことなく、時々鍼をして、元気に過ごしてくれていて
それが何よりです102.png
このところ、急に下痢をしたり、食欲低下、鼻水や咳等訴えられる患者さんが
多かったです131.png
お腹や背中、足が冷えている方も目立ちました。
日中はまだ蒸し暑い日がありますが、朝晩は肌寒いくらいの日も出てきました。
先日研修のために、1時間ほど電車に乗ったのですが、駅まで歩いて少し暑くて汗ばんだのですが、電車に乗るとガンガンに冷房が効いてて寒すぎました148.png
鼻水は出てくるし、気分も悪くなるし。羽織は必須ですね、、、
研修で着る白衣をもっていたので、膝において、腕を突っ込みました(笑)
何とか体調を崩さずにすみました。
夏の疲れも出る時期ですので、崩す前にぜひ鍼灸で身体のメンテナンスを162.png

来月からわたくし松浦は、第2と第4土曜日午前の出勤となります。
第1.3.5土曜日午前は北山先生の診察日です。諸事情で入れ替わる際は
またお知らせさせて頂きます。
それに合わせて、ブログも隔週になりますので宜しくお願い致します110.png

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by yu-no-mori | 2019-08-31 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

衛気のミトン(北山)

岡先生大杉先生も記事を書かれていましたが、私も今回初めて夏季研修会に参加してきました。午前中は夢分流の腹診術や打鍼術について、腹診術の歴史にはじまり、診断意義、打鍼の使い方などを学びました。教科書もしっかり読んで行ったつもりでしたが、午前中の段階で既に自分の勉強不足具合を痛感しました(><)

午後からはそれぞれ決められた班に分かれて腹診と打鍼の使い方などを学びました。私の班は6人で、ペアを作り腹診の練習をしました。どのくらいの力で行えばいいのか、そもそも手のもっていき方がまずわからない!先生に教えていただきながら文字通り手探り状態での練習でした。自分のことに集中してしまうと患者役の方の状態をキャッチする事が疎かになり。。。とても難しかったです。

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自分が患者役になったとき学んだこととしては、ペアを組んでいた人の手と比べて先生の手がとても大きく感じられたことでした。手のサイズは人それぞれ違いますが、お腹を触られた時の感覚(触られている面積?)が全然違うことが不思議で先生に質問すると、お腹を診る手にも衛気があり、ミトンをつけているイメージですね、というようなアドバイスを頂きました。…先生の手は大きいミトンつけてる感じ…この文章から伝わるかはわからないですが私の中ではすごくわかりやすかったです。

また、道具もそれぞれ違うものを使用していたため、打鍼の音を聴き比べたり、実際に腹診と打鍼を練習し合うことで普段とは違う感覚を知る事ができました。合間に先生が教えてくださる話もとても面白く、1つわかったような気がしたら5つくらい同時にわからない事が出てきて、、学習意欲がわきました...!!!実技は特に自分一人で練習しているだけではわからなかったことだらけだったな、と感じたので今回参加して良かったです。しっかり復習して今後に活かしていきたいと思います。

by yu-no-mori | 2019-08-30 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

夏季研修会へ(大杉)

おはようございます😃

今週の週間天気予報を見ていると、ほぼ雨みたいなので暑さはマシでしょうが、湿気との戦いでしょうね💦
水分を摂り過ぎたり、しつこい物を食べ過ぎると身体が重だるくなる可能性があるので、気をつけましょうね〜😉

さて、一昨日は(一社)北辰会の夏季研修会に参加して来ました!

普段の定例会とは違い、いくつかのコースがあり自分の学びたいコースを選び受講出来ます😃

私は、「刺鍼初級コース」を受講しました!

刺鍼初級コースというのは、北辰会独特の「撓入鍼法(とうにゅうしんぽう)」の基本的な型を学ぶコースでした。

午前中は、より上手に鍼が刺せる為の訓練方法を学びました。

この訓練を続ける事によって刺鍼に必要な指の力や手の柔らかさが鍛えられます✨

1つだけご紹介しますね!
「こより作り」
これは、ティッシュを約1センチ幅に切り、両手でティッシュを破れないように両手の指の腹を使いクルクルと転がし細く・長く・綺麗なこよりを作る訓練です。

この訓練の意義は、実際に人に刺鍼をする時も両手を使うのですが、この訓練も両手の協調性を高めるのと、手が柔らかくなる意味合いがあります。


午後からは、自分自身に鍼をしたり、他人に鍼をし、その様子を講師の先生に見て頂き色々と指導して頂きました。

また、他の受講生が鍼をしている様子を見て、自分との違いや講師の方が指摘されているのを聞き、それも勉強になりました!

今回、このコースを初めて受講しましたが講師の先生に指摘された事を1つ1つ改善し今日からの臨床に活かしたいと思います😆


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by yu-no-mori | 2019-08-27 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

腹診の大切さ(岡)

昨日は北辰会の夏季研修会に参加してきました。
打鍼の研修に参加するのも数回目。回を重ねるごとに新たな習得があるのを感じます。
毎回、異なる講師の方々に教えて頂き、言わんとすることは同じなのでしょうが、こちらの理解度に応じて、頭に入ってくるもの、素通りしてしまうものがあるようです。

今回、お腹の触診をどうしても近視眼的に診てしまう私に対して、自分の後頭部を意識して下さいと指導され、はぁ?と思ったのですが、やってみるとそのほうが近視眼的にならず、体表の緊張を捉えやすいように感じました。
またお腹の押さえ方についても低反発枕を例に挙げて下さったのが私にはイメージしやすかったです。
お腹の緊張部分(邪)を捉えられてこその打鍼。体表観察の大切さの理解度が増した1日でした。

今回私が入ったグループは関東からの参加の方が多かったようです。遠いところからはるばる学びに来られるガッツと熱心さを目の当たりにして身が引き締まる思いでした。


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by yu-no-mori | 2019-08-26 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

秋を迎える前に(北山)

本日は処暑、ということで、秋に近づいてきて少しずつ朝晩の気温が涼しくなってくるといわれていますが、今朝は確かに昨日よりは…涼しかったかな?皆さんの住んでいるところではどうでしたでしょうか?

季節の変わり目は体調を崩しやすい、とよく言いますが、その原因のひとつに燥邪というものがあります。夏の暑さが少しずつ和らいで秋になってくると、燥邪という邪気の影響を受けやすくなってきます(邪気とは疾病の発病因子のことです)

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燥邪とは乾燥した気候で出現しやすい外邪です。陽邪に分類され、秋に出現することが多く、口や鼻から侵襲して五臓の中で肺を攻撃してくることが多いとされています。肺は津液との関わりが深く、燥邪は津液を乾かしてしまうという特徴をもっているため、燥邪の侵襲によって肺の機能が失調すると咳や喘息、喀痰困難などが起こりやすくなります。乾燥で肌が敏感になったり、口や鼻が乾燥することでかぜをひきやすくなることは体感的に知っている方も多いのではないかと思います。

秋の養生の基本は早寝早起き、心も体も安定した生活を過ごすことです。今のうちに夏の疲れをしっかりとって、燥邪の影響を受けにくい身体作りをすると、気持ちの良い季節を楽しく過ごせると思います。体調管理にはもちろん鍼灸もおすすめですよ102.png

by yu-no-mori | 2019-08-23 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

お盆を過ぎて、最寄り駅の周辺では早くもコオロギが鳴き始めていました。最近は異常気象とか言われますが、それでも植物は四季をちゃんと認識しているし、コオロギも秋の気配をわかっているようですね~。コオロギの鳴き声を聞いて、なんだかホッと癒されます。

ですが、まだまだ暑い日々で、昔から熱が内に籠りやすいタイプだった私は歳をとって陰が不足し、さらに暑く感じるようになったようです。以前は家では節約してクーラーを小まめに切るようにしていたものですが、最近は、もうずっとつけっ放しになっています^^;

先日冷房がかかっていても、そんなに涼しいとは思えない部屋で半身麻痺状態の方が寒い寒いと毛布に包まっているのをお見かけする機会があり、人の感じる暑さ寒さの感覚の違いを改めて感じました。

少し前に、本院の院長が暑がりの私に清暑益気湯が良いのでは…と教えて下さったので、漢方医でもあるお医者さんに処方して貰いました。思い出したときに飲んだりしているのですが、夏バテ特有の気の消耗感が無くなり、私には合っていたように思います。どうしてもクーラーガンガンという外からの涼しさを求めてしまうのですが、身体の内から涼しくするというのも一考です。

勿論漢方薬と同じ理論で治療する伝統鍼灸も効果的ですよ~。


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by yu-no-mori | 2019-08-19 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

夏の疲れと汗(北山)

夜になっても暑い日が続いていて、なんだか寝不足気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか?においがなくサラサラの汗が一般的には「良い汗」と言われていますが、いくら良い汗だったとしても必要以上に汗をかくと身体はいつもより疲れやすい状態になります。

東洋医学では、身体の状態を「気・血・水(津液)」の3つのグループに分けて考えます。3つのうちどれが1番大事!ということではなく、3つのバランスがとれていることが大切です。汗は、水(津液)のグループに入っていて、汗をたくさん出し過ぎてしまうと水チームの力が不足します。そうなると3つのグループのバランスが崩れて身体に不調が出てきてしまいます。

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汗をたくさんかくと、身体の表面が湿ります。そこにエアコンの風があたり、少しずつ冷えていきます。なんとなく冷たくて気持ちいい感じがあると思いますが、涼しい部屋で冷たい飲み物を飲んだりすることで、内臓も一緒に冷えいきます。すると、身体の中では消化器の機能が一生懸命温めようと頑張ってしまい、結果的に身体の中で熱が過剰作られ、ほてりなどの原因になります。また、水(津液)が足りなくなることで血を作るための栄養が足りなくなり、血が不足してくると、今度は不眠や不安になりやすくなったり、身体中に必要なものを行き渡らせ、不要なものを排出する力が弱くなる→疲れが取れにくくなる、というわけです。

鍼灸の治療は患者さんからお悩みの症状と一緒に生活習慣などをしっかりと伺い、なぜ今そのお悩みが出ているのかを考えて治療を行います。汗も身体が出している大切なサインの1つです。沢山汗をかいた時は、元気も少しずつ出て行きやすくなっていますのでしっかり拭いて、まずは身体を冷やさないように気を付けて下さいね(水分補給も忘れずに!)汗をかくことは、不快で好きじゃない、という方もおられるかと思いますが、汗は体温を下げてくれたり、身体の中にある不要なものを外に出してくれる大切な機能ですので上手に付き合っていきたいですね。

by yu-no-mori | 2019-08-09 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)