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鍼灸柚の森ブログ/担当(月)岡、(火)大杉、(水)中平、(木)柚の森便り、(金)北山、(土)松浦


by 鍼灸柚の森

カテゴリ:鍼灸と東洋医学( 151 )

先日、NHKで東洋医学の特集番組を視ました。
肩凝りにはこのツボが効くというようなよくあるパターンの取り上げ方ではなく、より広がった視点で紹介されていて面白かったです。
例えば頭痛を治療するのに、直接痛い箇所に鍼を打つのではなく、足首や腕に刺鍼している場面がありました。「頭に関連する凝りは全身にネットワーク化していて、身体の凝りが連携し首の凝りを悪化させている」「ツボは一つずつ全部繋がっており経絡という気と血の通り道となっている」と説明されていました。テレビを観ている人達にとってはとってもわかりやすい説明ではないかなぁと思いました。

経絡については完全には解明されていないけど、その鍵となるのがファシアではないかとのこと。ファシアとは筋肉や臓器、骨や血管などを被ったり繋げたりしている組織とのこと。(以前のブログで紹介させて頂いたダニエル・キーオン著「閃く経絡」という本にも詳しく書かれています) 筋膜の繋がりによって離れた場所の痛みやツボへの刺激が伝わっているのではないかとのことです。例えば足から背中、首への筋膜の繋がりは、膀胱経という経絡の走行とぴったり重なっているとのことでした。以前はファシアとか筋膜は機能的な意味はほとんど無いとされていたが、最近注目されてきているとのことです。私も画面で視ていて、ファシアと経絡があまりにもピッタリ符号しているので面白いなぁと思いました。

他に、イギリスでうつ病で鍼灸による治療を受けている患者さんのインタビューがありました。初めは「鍼灸が薬の代わりになるなんて馬鹿げていると思った」とのこと。ですが「実際やってみたら前向きになり、信じられないくらいリラックスできた」とのことでした。
遠いイギリスで運動器疾患だけでなく、うつ病などの疾患の治療がされているのだと少し驚き、嬉しくも思いました。
ストレスなどによる身体の気の停滞は、うつ病然り様々な症状を呈する原因となります。鍼灸は気の滞りを解消し身体を元気にすることにより心の病を健やかに導く優しい医療なのですね~。
東洋医学特集の番組を視て(岡)_f0354314_19541211.png

by yu-no-mori | 2020-02-10 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
先日、紹介で逆子の妊婦さんが来られました。

すでに36週でしたが、赤ちゃんが小さめだったので、間に合うかも…という事で(^^;

赤ちゃんは2200グラム、この1ヶ月で全く赤ちゃんの体重が増えていないのと、羊水の量が標準より少なめとの事で
大阪市内の大きい病院で精密検査を受けるが検異常なし。
問診して体表観察。
腎に関係するツボの冷えが気になる。
子宮口はすでに柔らかく、赤ちゃんも下がっており、安静にと言われている。
思うように動けずイライラもする。

初診の日から3日後に検診だったので、前日にもう一度来てもらい治療。
家でもお灸をしてもらうようにツボに印をしました。
胎動も少なかったのが良く動くように113.png

検診の翌日、紹介してくれた助産師さんから「○○さん頭位になりました!ありがとうございました」と
連絡が来て、その後、患者さんからもお礼の電話を頂いたのですが、赤ちゃんの体重がしっかり増えて
羊水も標準量に増えてたんです165.pngとびっくりされていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
逆子以外の心配事も解消されて何より(*^▽^*)

無事お産を迎えられることをお祈りしてます173.png





逆子とその他諸々(松浦)_f0354314_23223129.png







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by yu-no-mori | 2020-02-08 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
「声」からわかること(北山)_f0354314_23042701.jpeg


私の中で音声コンテンツブームが再熱していて、最近はVoicyやspoonラジオといった個人が音声を配信できるアプリをよく使っています。愛用していたアプリが終了して以来疎遠になっていたラジオもアプリを使って聴いてみたり。人の声って音楽とはまた違った良さがありますね。好きな人の声を聴いていると元気が出たり、気持ちが落ち着いたり、結構影響されるなぁと思います。目は口ほどに物をいうということわざがありますが、人の声もその時の心の状態なんかがよく出ますよね。

東洋医学では患者さんの声やにおいなどから病状を判断することを「聞診」といいます。音声に関しては、声の大きさや声質、話し方だけでなく、呼吸、咳、しゃっくり、ため息、お腹の音、口臭なんかも判断材料になります。「聞診」は問診の際に一緒に行われ、術者が直接確認出来ないことを今度は問診によって患者さんにお聞きして確認していく、という流れになります。

また、問診に関しても東洋医学では「十問診」という問診事項があり、寒熱、汗、頭身、胸脇・腹、耳目、飲食・口味、睡眠、二便、月経、今までかかった病気、ご家族や環境のことなどを詳しくお聞きします。

…10個じゃないやん!という突っ込みがきそうですが、この十は張景岳という医学者さんが書物の中で問診のやり方を書いた「十問歌」というものからきています。問診のときにもしかするとそんなこと聞いてどうするの!?と感じられることもあるかもしれませんが、東洋医学的な治療を行う際にはとても大事なことだったりします。些細なことでも大切なヒントが隠れていることがあります。もし治療中でも、疑問や気になる事があれば気軽におっしゃってくださいね。

by yu-no-mori | 2020-02-07 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
おはようございます😃

1月26日に(一社)北辰会の勉強会に参加して来ました!

今回は東京まで行って来ました😆

ちなみにですが、北辰会は本部が大阪にあり、支部が東京にあります。

今回はなぜ、東京まで行ったかと言いますと・・・

「公開臨床」を見る為に行きました❗️

本部では3年ほど前から行われていますが、支部では今回が初めてです。

今回の術者は、東京の国立で開業されている関東支部の支部長、尾崎真哉先生でした。

「公開臨床」とは、実際の患者さんに対して問診、体表観察、治療、養生指導までをノーカットで見させて頂ける企画です。

今回の患者さんの主訴は「肩コリ」でした。

今の時代、PC作業やスマホを使用する頻度が高く、ほとんどの方が抱えている症状だと思います💦

北辰会では肩コリだけで何種類も弁証分類があり、また肩コリなどの運動器疾患を4つの分類に分けます。
それを、まず問診を通してどんどん絞り込んでいきます。

尾崎先生の問診も様々な角度から患者さんに問診し、どんどん本質に迫るようなそんな問診でした。

問診の後は、体表観察!
体表観察の時に、この患者さんは気が上に昇りやすいのでという事で体表観察で身体を診る順番を工夫されておりました。
これは実際の臨床でも気をつけなければいけないですね😅

治療の前に首の可動域をチェック!

そして、治療は頭に鍼一本。

北辰会では、肩コリだからといって肩に鍼をする事はほぼありません。

四診合参しきっちり病態を見極め、その根本的な原因に対して治療を行います。

治療後、可動域は改善し、肩コリも楽になったとのこと😁

この患者さんもこれまで色々な治療を受けたみたいですが、その場だけしか楽にならなかったそうです。
しっかり原因を見極め病の根源を断つ事で肩コリに悩まない身体になる事も可能です✨

素晴らしい公開臨床を見させて頂きありがとうございました😊
大変勉強になりました🙇‍♂️


北辰会の勉強会に参加して来ました!(大杉)_f0354314_23045612.jpeg

by yu-no-mori | 2020-01-28 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
おはようございます😃

1月19日に(一社)北辰会の勉強会に参加して来ました!

午前中は体表観察実技!
今回は上級コースで学びました。

初級や中級コースに比べ、より臨床に即した内容です。
ペアの方とお互い体表観察をし、その中でどのツボにアプローチをする事によってこの方の身体の状態は良くなるのかという、そういう事を考えながらお身体を診させて頂きました。

私も相手の方に身体を診て貰いましたが、相手の方の判断はあるツボに瀉法(邪気が停滞している場合に散らしたり、巡らせたりする方法)という選択。
しかし、講師の方に私の身体を診てもらいましたが補法(弱っている部分を補い正気を助ける方法)を選択。
私の問診では虚を疑う部分はありませんでしたが、講師の方から「この脈では瀉法はしない方が良い」という意見を頂きました。

たとえ、問診では虚の側面がなくても(特に正邪弁証で)体表観察をして特に脈診や舌診で弱りがあれば補法をした方が良いと指導して頂きました。

これは、実際の臨床でも良くある事なので勉強になりました☺️


午後からは症例検討会。
主訴は全身性エリテマトーデス(SLE)が原因の全身倦怠感。
患者は12歳、男性。

患者の母が西洋医学の薬を少しずつ減らしていければという思いから、東洋医学で身体を整える為、鍼灸院を受診。

中々、普通の鍼灸院では来院されない病気だと思います。

患者の母が患者の事を思うあまり情緒不安定ぎみだったみたいですが、しっかりと信頼関係を構築し、途中何度か症状の波はありましたが諦めず通院した結果、念願のステロイド0mgになり数値も全て正常値になり、現在は以前と比べ体調も良くなり、今まで出来なかった好きなことに時間を使っているみたいです😊

SLEは西洋医学では難病指定になっておりますが、東洋医学的にきっちり弁証論治をし、諦めずに治療を行えば西洋医学では難病かもしれませんが東洋医学では症状が良くなる事もあります。
誰もが今回のように上手くわけではありませんが、会場のみんなに勇気を与えてくれたと思います。

貴重な症例ありがとうございました!


北辰会の勉強会に参加しました!(大杉)_f0354314_23260719.jpeg

by yu-no-mori | 2020-01-21 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
学校、保育園も始まり10日ほど…生活のリズムも戻ってきたけど
子供たちはちょっとお疲れの様子(;'∀')

上の子は先週、夜突然30分起きに嘔吐…。
熱もなく、下痢もない。
前日に不摂生をしていたので、たぶんそれが原因かなー。

2時間おきに治療して、2回目でようやく治まり朝まで寝てくれて回復(-_-;)
その翌日には市のマラソンで2.5キ完走してました105.png

夜は子供二人して「ママー鍼してー」と。
二人して並んでうつ伏せで背中に鍼を刺す。
数分置鍼して鍼を抜くと「はぁースッキリしたー」と(笑)
下の子は特に背中の鍼が大好きです(^^;

この2日ほど、ようやく冬らしい寒さが来た感じですね。
そのせいか、急性腰痛の患者さんが続きました。
どうかみなさま、足元を冷やさないようにお気をつけくださいね(^_-)-☆
やっぱり鍼が好きな子供たち(松浦)_f0354314_09523129.jpg

by yu-no-mori | 2020-01-18 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)

逆子治療(松浦)

先日34週と2日の妊婦さんが逆子で治療に来られました。

ネットで調べてお灸が良いという情報があったようで、鍼灸院に来られました。
問診していると、不眠やめまい、動機息切れ、食べ過ぎによる胃腸の不調など他にも色々出てきました(-_-;)
お体を見せていただくと、確かに冷えはあるけど、それ以上に内にこもった熱の方が気になる…。
そして、お身体がとても敏感な方…
お灸はせずに鍼の方がよいとお伝えすると、鍼に対してとても恐怖心があるようで、心配なことがたくさん出てくる(笑)
なので、刺さない鍼でも対応できますよとお伝えし、打鍼をすることに173.png
お体の反応を確認し、打鍼して、またお体を触ると
「あっ、、、緩んでる」
「軽く撫でられてる感じしかしないのに…不思議」と患者さん110.png
あと1カ所古代鍼(刺さない鍼)して治療終了。
そのままベットで休んでもらいました。
20分後もう一度脈を確認しに行くと、良い感じ。
「私、、、寝てましたよね?えー…ビックリ(*_*)」
普段から不眠で熟睡感が全くないそうなので、短時間で深く眠れたことに驚かれていました(^_-)-☆

3日後の検診では逆子が治っていました113.png 166.png
それでも、予定日までまだ少し期間があるので、またならないか不安な様子( ;∀;)
心配であれこれ考えだすとまた逆子になる可能性も高まるので、無事に産まれるまでは続けてもらうことにしました177.png
少しでも不安を解消できるよう、鍼灸でお手伝いしていきたいと思います(*'ω'*)

年内の診療は本日12月28日が最終になります。
今年もご縁をいただいた方々に大変感謝しております。
来年もみなさまの健康をお守りするために、精進してまいりますので何卒宜しくお願い致します。
年始は1月4日からの診療となります。
どうぞ、良いお年をお迎えください110.png

逆子治療(松浦)_f0354314_23383467.png









by yu-no-mori | 2019-12-28 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
令和元年最後の満月(北山)_f0354314_00352511.jpeg
昨日の夜はコールドムーンという今年最後の満月でした。私の好きなバンドの曲で「空に穴あく夜にある」という曲があるのですが満月の日はいつも穴あいてるなぁ、と思いながら歩いています。

東洋医学では人間も自然の中の一部で自然界の変化は、人の体に少なからず影響を与え、それに応じて身体も反応する、といわれています。「霊枢」という昔の書物の中にも「人と天地は対応していて日月とも対応している」と、月の満ち欠けが身体に与える影響についても書かれています。月のサイクルと女性の月経のサイクルがよく関係しているのも有名な話ですよね。

満月の力はとても強いので、良い影響というのももちろんありますが、むくみやすくなったり、緊張が強くなるなど人によっては不調が出てしまう場合もあります。私の場合はですが、イライラしやすかったり、眠りが浅くなることも。日々の生活の中では人間も自然の一部なんだ!と意識することは中々ないですが、こういう不調を感じると、あ、影響受けてるんだなぁ、と思います😂

月の話に限りませんが、日常生活の中ではどうしても避けられないことや、影響を受けてしまう場面ってあると思います。しかし、原因や対処法を知ることであったり、鍼灸で身体を整えることで、少しでも快適に過ごすことができると思っています。病院に行ったり薬を飲むほどじゃないんだけど、ないならない方がいい痛み、どうして起きるのかわからないけどたまに出てくる困りごと…そんな不調があったら、気軽にご連絡くださいね173.png

by yu-no-mori | 2019-12-13 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
おはようございます😃

12月8日に(一社)北辰会の勉強会に参加して来ました😆

聞くところによると、今年一番の参加人数だったみたいです。

確かに、かなり多かったですね!

それだけ、今回の定例会を皆さん楽しみにされてたと思います✨

今回は、愛媛県で開業されており正講師である水本淳先生による「公開臨床」です。

公開臨床とは、実際の患者さんに対して問診、体表観察、治療、養生指導までを、ノーカットで見させて頂ける企画です。

今回の患者さんの主訴は「顎の違和感」でした。

水本先生は北辰会でも在籍年数は長く、ベテランの先生の生の臨床を見れる機会というのは中々無いので今回私が意識していない問診ポイント、体表観察ポイントがあり非常に勉強になりました。

治療後、顎の違和感は消失しておりました👍🏻

印象的だったのが、患者さんの性格を理解して問診をしなさい(優先順位、タイミング)というお言葉でした。

今回の患者さんはとても真面目な方で、毎日反省ばかりしているので、毎晩自分を褒めるようにしなさいと仰ってました。

大変勉強になりました、ありがとうございます。


公開臨床の後は、体表観察実技でした。

今回は、普段中々指導してもらう事がない東京の先生に指導して頂きました😁

タッチの仕方、ツボに対する意識など大変勉強になりました✨
臨床に活かしていきます〜❗️


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by yu-no-mori | 2019-12-10 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)
おはようございます😃

11月17日に(一社)北辰会の勉強会に参加して来ました!

午前中の講義は座学でした。

1コマ目は准講師で芦屋市で開業されている各務祐貴先生による「経穴解説 膀胱経 腎経 心包経」。
2コマ目は准講師で京都で開業されている飯野祐二先生による「経穴解説 三焦経 胆経 肝経」でした。

経穴解説という講義は、各経絡に属している1つ1つのツボの効能などを理解する為の講義です。

我々が所属している北辰会では少数鍼治療(1本〜3本)が特徴なので、局所や全身に鍼を打つ治療より、1つ1つのツボに対する理解が大切です。

腰痛だからこのツボ!

肩こりだからこのツボ!ではなく・・・

腰痛や肩こりに至った原因を分析し、実際に身体を触りツボの反応を確認し、弁証をし、そして1番反応のあるツボに治療を行います。

腰痛でも頭に鍼をする事もありますし、肩こりでも足に鍼をする事もあります!

少数鍼であるが故に、1つのツボに対する知識・理解が非常に重要であります。

講義は1つ1つのツボに対する解説やお二方の日々の臨床体験、講義資料を作成するにあたって勉強された事などわかりやすく講義して下さり、大変勉強になりました😊


午後の講義は、体表観察実技でした!

教科書的なツボの位置というものはありますが、それはあくまで目安であって実際には広い範囲で反応が出ている事もあり、その中でより治療をする時にはピンポイントの反応を捉えなければいけません。

数ミリズレても効くのは効くと思いますが、より患者さんのお悩みの症状を早く治すにはいかにピンポイントでツボの反応を捉えられるか、そこが重要になってきます。

実技では、そういった事を教わりました!

今日からの臨床に活かしていきます。

ありがとうございました😆


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by yu-no-mori | 2019-11-19 07:00 | 鍼灸と東洋医学 | Comments(0)